草刈奮闘記(3)

今回は草を実際に刈り取る部分の話を書きます。
刈払機の先端で回転する部分ですね。

一般には金属製の刃とナイロンコードがありますが、それぞれ大きな特徴があります。
実はそれ以外にもプラスティック製の刃もありますが、私は使ったことがないので割愛します。

金属製の刃は、2枚刃、4枚刃、8枚刃、チップソーなどがあります。チップソーも金属製ですがここでは特徴からチップソーは単独で区別しました。

(1)金属刃(2枚から8枚刃)
2枚刃は、円盤の両端を切り落としたひし形(というか背の高い台形を底辺でくっつけたような形)をしています。台形の斜辺の部分に刃が付けてあり、この刃が回転することで草が刈れます。
刃の部分の長さが長いので、1回転辺りで刃が草に当たる部分が多く、最も効率的に草が刈れます。
ただし、刃の長さが長いということは障害物に当たった時の衝撃(これをキックバックといいます)が大きく、危険も半端ではありません。
キックバックはその衝撃もさることながら、刃先が思わぬ方向に跳ねて周辺に危険を及ぼすためできるだけ避けたい現象です。
そのため、条例で2枚刃の使用を禁止している自治体もあるようです。
また、刈り進むうちに刃先が丸くなり切れ味が落ちます。
達人は自分で刃を研磨し繰り返し利用するそうですが、危険を伴うのでやめましょう。

キックバックを少なくするために、4枚、8枚と刃の数を増やしたものもあります。4枚以上は円形に近くなります。ということは、刃1本辺りの長さが小さい訳で(だからキックバックが少ない)効率は下がってしまいます。
使用していくと刃が摩耗して切れ味が落ちるのはどれも同じ。研磨すればまた使えますが、危険であり推奨し難いのも同じです。

(2)チップソー
金属刃の長所を活かし欠点を補おうというのがチップソーです。刃の数は60程度。刃はより小さくなりますが、キックバックも小さくなります。そして刃がすぐに磨耗しないよう、固いツメ(チップ)が付いています。チップの形や大きさなど様々に工夫された商品が販売されており、一般に刈り払い機の刃といえばチップソーを指すと言っても差し支えないでしょう。
チップソーも何度も使用すると磨耗によって切れ味が落ちます。チップを研磨しての再利用は正規の使い方ではありませんが金属刃に比べると危険性は小さく、研磨のためのツールも売ってあるぐらいですから、再利用する人が多いのだと思われます。
茅や小竹、幼木や枝程度であればチップソーで充分切れます。

(3)ナイロンコード
金属刃やチップソーは切れ味の点では申し分ない道具です。
その反面、コンクリートや樹木などの際では、大きくキックバックしたり周囲を傷つけることを避けるため刈り残しが生じることがあります。
その点ナイロンコードは、金属刃の代わりにナイロン製のコードが勢いよく回転し草を刈るのでキックバックがほとんど生じません。草は刈れるがコンクリートや樹木よりは強くないので、周辺を傷つけることもあまりありません。
あまりありませんが、皆無ではありません。コンクリートであっても回転数を上げれば多少表面が削られます。樹木ならなおさらです。

一方、ナイロンコードにも欠点はあります。それは、小石や砂などを草と同時に跳ね上げてしまう事です。
跳ね上げられた石は高速で飛びますので、当たればガラスが割れます。人に当たれば怪我をさせる可能性もありますし、刈っている本人に当たることも珍しくありません。巻き上げた砂塵が鼻や目に入ることもあります。ゴーグル、マスクなどの安全装備をすることや、周辺への影響に充分配慮することが必要です(これは金属製の刃やチップソーでも同じです)。
もうひとつ。
ナイロンコードは、コードを回転させてその勢いで刈るという特徴から、切れ味は金属刃やチップソーには及びません。茅や小竹だけでなく、固い草やススキなども刈れないことがあります。
また、蔦などの長いものは回転部に巻き付き回転を阻害します。
ナイロンコードもいろいろな製品が販売されています。

ああ、でも長くなりすぎたのでこの辺で。

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