2020 ルヴァンカップ GroupA 対鹿島戦 1-5 ● サポとして思うこと

 リーグ戦での対戦では勝利した鹿島相手のカップ戦でしたが、1-5と完敗でした。
 鳥栖戦でもそうでしたが、前半の入りは良かったと思います。しかし、徐々に鹿島のペースになるとほとんど最初のピンチであっさり失点。2失点目はGK正面のシュートが雨で滑ったのか、永石選手負傷で急遽先発した杉山選手が一度両手でキャッチしたかに思えたものの後逸してしまいます。その後畳みかけられ、CKからグティエレス選手が1点返すのがやっとでした。
 比較的層が厚いと思われていたFWもDFも気づけばスクランブル。DF陣は安定には程遠い内容でしたし、中盤は力強さに欠け、FWはシュートまでいけない、課題だらけの一戦となってしまいました。カップ戦だったのを幸いに、修正してリーグ戦に臨んでもらいたいと思います。

 前回に続いて、この話題にも触れざるを得ません。
 鳥栖戦での不適切行為について、クラブが公式リリースを行い、ウルトラオブリを中心とするコアサポーターの一部が謝罪して観戦を自粛しました。
 このことについて、サポーターの中でも様々な意見が飛び交っています。
 サポーター皆が同じ意見ということはないし、どれが正しいと一概には言えませんが、今回の事態について色々と考えたこともありますので私の意見を記させてもらいます。クラブのコメントでは2つ、あるいはその他の違反行為がありました。

1.チャントを歌ったりブーイングする「声を出す応援」を繰り返す行為
 現地でも聞こえてはいましたが、あらためて動画で確認すると思いのほか明確に声や指笛が聞こえていました。これはJリーグからお咎めがあっても仕方ないレベルだと感じました。
 サポーター団体は個人の集まりであり、会社や学校、クラブなどと違って団体としての単一の人格を持っているものではありません。その点では声出し応援の責任を団体が取るべきか、というのは難しい問題だと思います。
 声出し応援を繰り返した個人に責があるのは前提ですが、「応援をリードしたこと」「声出し応援を注意しなかったこと」についてはコールリーダーや代表者の責任を問われても仕方ないと思います。クラブはこれまでもサポーター団体の代表を集めて定期的に意見交換を行っており、そこに出席している以上代表者は周囲の個人にある程度の責任を負わざるを得ないと思うからです(この考えには間違いがあるかもしれませんが、少なくともクラブは代表者が周囲の個人にある程度の影響を持つことを期待していると思われます)。
 特に試合前に行った「跳ばない奴はサガン鳥栖」のチャントに関しては、声出し応援を助長しかねない行為であることは容易に想像できるはずであり、コールリーダーは始めるべきでなかったと思います。
 そもそもそのチャント自体、歴代のクラブ運営者から中止の要請を受けてきたものです。
 元来の「アビスパサポなら飛び跳ねろ、跳ばない奴は鳥栖サポだ」という意味は私も理解していますし、海外では当たり前に行われている、自チーム、自サポーターを煽る行為であるとも聞いています。かつて鳥栖サポも、逆手にとって「鳥栖サポも跳ぶ」と応援したこともあり、私としては洒落た応援だと思っていました。しかし、ほとんどの人は本来の意味で受け取っていません。浸透しなかった理由は、意味を広く説明しようとしなかったことにあるかもしれませんし、早くから禁止にしてしまったこともあるかもしれません。さらには、その他のチャントや横断幕で鳥栖を馬鹿にしたような表現があったことから、このチャントも鳥栖を馬鹿にしたものであるという印象がぬぐえなくなってしまったこともあると思います。とにかく、本来の意味はどうであれ、現在の状況では行うべきではないチャントです。
 少し蛇足が長くなりましたがチャントを行うべきではなかったし、声が出ていることに気づいた時点で中止するべきで、それを怠ったと取られればコールリーダー、リーダー格の方に責任を問う声が出てもやむを得ないと思います。


2.鳥栖戦で行った横断幕掲示について
 駅スタでの観戦ルールで禁止された行為ですので、これも行うべきではありませんでした。クラブのコメントには横断幕の内容についての言及がありますが、これがどの横断幕についてを指すのかは現時点で不明です。私は、「久留米は。。。」ではなく「5年たっても。。。」の内容が問題視されているのだと判断してこの文章を書いています。

 私自身はサガン鳥栖が嫌いです。絶対に負けたくないし、ルール(公序良俗)の範囲内であればどんなことをしてでも勝ちたいという思いがあります。当然、同じように福岡が嫌いな鳥栖サポもいるでしょうし、両者のこれまでの関りを考えれば、互いに嫌いあうのは自然なことだと思います。だから、ダービーは熱くなるし、燃えます。でもどうしても感情に流されてしまうからこそ、ルールは守らなくてはいけません。
 ひどく当たり前のつまらない意見だとは思いますが、相手をリスペクトし、貶めるのではなく、自チームや自サポを鼓舞して盛り上がるダービーを目指さなくてはいけないと思います。
 過去にダービーの不祥事で何が起こったか忘れてはいけません。スポンサーが2つのクラブのどちらを支援するか考えたときに、ルールを守らず相手を貶める行為を繰り返すサポーターがいるクラブを選ぶでしょうか?
 すでにクラブは地域密着、地域に愛されるクラブを標ぼうしています。Jリーグも世間も厳しい目で見ています。
 かつてのような、相手を挑発しあうようなダービーはもうできないと覚悟すべきです。

 サポーター一人一人が、どうやってクラブをサポートしていくのか今一度真剣に考えないといけないのだと思います。
 ウルトラオブリを始めコアサポーターの方々はこれまでも新しいアイデアで応援をリードしてきました。個人の時間やお金を削り、全てをアビスパ優先にしてきたといっても過言ではないかもしれません。彼らの情熱が人を惹きつけてきた面はあります。しかし一方で彼らの、恐らくは些細と思っていたであろう細かいルール違反や言動が、眉をひそめさせたり、ゴール裏を敬遠させたりした面もあると思います。
 私も彼らの情熱には関心しながらも、時折起こる不祥事のたび、何故彼らがサポーターの不祥事が愛するクラブに跳ね返ってくることに無頓着でいられるのか不思議でなりませんでした。
 スポンサーへの感謝を横断幕に掲げることと、スポンサーを懐疑的にさせるような差別的と取られかねない行動、矛盾とも思える行動を何故取れるのでしょう?
 ここまでは許容されるという範囲があって、それが甘いのだとしたら、それを少し厳格にすればよいのではないでしょうか。
 ルールの範囲内で熱く応援する。相手を貶めるのではなく、自チームを鼓舞する。それだって突き詰めれば素晴らしい応援になるはずです。
 クラブとしてサポーター団体に何らかの処分があるのか、現時点ではわかりませんが、ぜひ福岡を応援するすべての人が胸を張って誇れるサポーターの姿を実現してもらいたいと思います。
 
 あくまで私個人の意見です。ここに書いたからと言って何も変わらないかもしれませんが、私は私で少しづつ自分にできることを見つけ、行動していきたいと思っています。

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